11月28日(木)、5年生の総合的な学習の時間において、消防士の方々をお招きし、防災に関する出前教室を実施しました。子どもたちは専門的で分かりやすいご指導と体験活動を通じて、多くの学びを得ることができました。
特に、南海トラフ巨大地震に関する解説や、けがをした人を運ぶ方法の実技体験など、日常生活に直結する内容は子どもたちにとって大変貴重な経験となりました。また、実際に体を動かしながら学ぶ中で、防災への意識が一層高まった様子が見られました。



授業後には、
「家に帰って、自分の部屋にも運動靴を置いておきたいです。」
「ハザードマップを見ながら、避難所をもう一度家族で確認します。」
といった前向きな声が上がっていました。
今回の学びをきっかけに、防災についてさらに理解を深め、家族や地域の中で主体的に行動できる子どもたちに育ってくれることを願っています。
今日は、雄郡小学校出身の編集者でありライターでもある高岡昌江さんをお迎えして、ゾウの体について教えていただきました。
子どもたちは、動物の体の仕組みについて知る中で、人間にはない機能を知り驚いていました。そして、
家族や仲間と助け合いながら生きる動物たちの力強さや愛情深さを学びました。
また、ゾウの秘密や他の動物についてもっと知りたいという思いをもった子どももいました。


知りたいという気持ちが一番の原動力です。
これからも仲間と協力して、様々な疑問を調べていきましょう。
3年生は総合的な学習の時間に「地域探検」を行っています。今回は、学校の近くにある雄郡神社を見学しました。
神主さんに雄郡神社の歴史などたくさんのことをお話していただきました。子どもたちは、約1400年の歴史がある雄郡神社のことを詳しく教えてもらい、驚いた様子でした。特に、「雄郡神社には、神様が二人いらっしゃる」という話や「お宮が7つ、鳥居は3つある」「お供え物にはお米とお酒が大事」という話が心の中に残ったようです。お祭りなどで、訪れたことのある子どもたちも、新たな発見がたくさんあったようです。
実は、雄郡神社には「雄郡小学校発祥の地」と書かれた石碑があり、子どもたちにとっても身近に感じられる場所でした。
正岡子規さんの句碑も2つあり、「もっと子規さんのことを調べてみたいな」「他にも校区にあるのかな」という感想をもちました。


1年生は、図書館支援員の伊藤先生に、ブックトークをしていただきました。テーマは、「はたらく車」です。工事現場や飛行場などではたらく車がたくさん出てくる絵本を読み聞かせしていただきました。初めて見る車に興味津々の子どもたちでした。
これから、国語科の学習で、「はたらくじどう車」の学習がスタートします。いろいろなはたらく車の役割に合わせたつくりについて読み進めていきます。

1年生は、生活科「あきのおもちゃをつくろう」で、どんぐりやまつぼっくりを使っておもちゃづくりをしました。
マラカス、迷路、けんだま、的あてなど、楽しい工夫を凝らしたおもちゃがたくさん完成しました。そこで、1年生全体で、おもちゃランドを開くことにしました。
お店屋さんになった子たちは、最初は少し緊張しながらも、お客さんに遊び方を上手に説明していました。自分のクラスにはなかったおもちゃに驚いたり、友達の工夫に気付いたりしながら、とても楽しい時間を過ごしました。


3年生は、理科の時間に「ゴムの力を利用して走る車」の実験を行いました。
ゴムの長さと車の進む距離の関係を調べました。

子どもたちが班で協力しながら、実験の準備をしたり走った距離を測定したりしました。

ゴムを伸ばすほど、車が遠くまで進むことに気付きました。
子どもたちが意欲的に学ぶ姿を見ることができました。
今日は、2年生のみんなで松山市コミュニティーセンターへ見学に行きました。
事前に教科書で、町の図書館のイラストを見て、「AEDや多目的トイレがある。」「目の不自由な人も利用しているね。」「本を調べるコンピュータがあるよ。」と施設にはいろいろな工夫があることを学習していた子どもたち。
コミセンにもあるのかな?とわくわくしながら出かけました。

初めはみんなでコスモシアターを見学。「ピーターパンとうちゅうへGo!」という学習映画を見せていただき、たくさんの星のことを教えてもらいました。
次は、2グループに分かれて、図書館とこども館を見学しました。




そして、ありました!本を探すコンピュータや点字の本。車いすなども置いてありました。
「コミセンもいろんな人が利用できるように工夫しているんだね。」
たくさんの人が利用する町の施設は、みんなが使いやすいように工夫していることに気付いた子どもたちでした。
見学をさせていただいたコミュニティーセンターの職員の皆様、ありがとうございました。

本日、総合的な学習の時間に、東京海上日動の方が来校し、「水害・土砂災害」をテーマとした防災の出前授業を実施しました。今回の授業では「水害や土砂災害から自分と大切な人を守ることができるようになろう」という学習課題のもと、子どもたちは熱心に授業に臨みました。

授業では、水害の特徴について学び、ハザードマップで洪水や浸水の危険性を確認しました。その中で、子どもたちは自然災害について「自分事」として考える大切さを実感していました。


授業後の感想発表では、「危ない場所や避難場所を事前に知っておくことが重要だと分かりました」「避難所ではいろいろなルールが必要だと感じました」といった声がありました。また、「避難所生活になったら、掃除を進んでやりたい」といった、自分たちにできる具体的な行動に目を向ける意見も聞かれました。
今回の出前授業を通じて、子どもたちは災害への備えの大切さや、災害時にどのように行動すべきかを深く考える貴重な時間となりました。ゲストティーチャーの皆様、ありがとうございました!
伊予鉄道の方にお越しいただき、出前授業「エコ交通」を行いました。運動場に停まったバスにわくわくが止まらない4年生。
まずは、地球温暖化の原因や、二酸化炭素を少なくする対策として電車やバスを利用することが有効であることなどを教えていただきました。そして、バスや電車の乗り方を学び、運動場に出て実際にICカードを使ってバスに乗る体験をしました。

車体には「ノンステップバス」と書かれてあり、車いすで乗る場合にはスロープを用意して、座席を起こして車いすごと乗れることを教えていただきました。そして、代表児童が車いすで乗る体験を行いました。

次回は、伊予鉄道の方々にご協力いただき、市内を走るバス・郊外電車・市内電車にグループごとに乗る体験を行う予定です。目的地は道後方面です。実際に利用者として乗ることで、環境への配慮やバリアフリーに関する情報を収集したいと思います。
今月の参観日は校内音楽会でした。
日々、音楽会に向け練習する中では、リズムが合わない・パートが合わない等の課題があり、思い通りに歌ったり、演奏したりすることが難しいこともありました。それでも諦めることなく、友達同士で教え合ったり、休み時間に自主練習したりするなど、努力し続けた成果が今日の本番に表れていたのではないでしょうか。
また、小学校生活最後の校内音楽会となる6年生、最後まで盛り上げてくれました。アンコールでは、保護者の方々に近くで聞いてもらうことができ、子どもたちも「緊張したけれど、聞いてもらえてよかった。」、「やり遂げられて良かった。」と笑顔で話していました。ありがとうございました。


どの学年も、自分たちの良さを生かしたすてきな合唱や演奏をしていました。みんなの力でとてもいい音楽会にすることができました。
保護者の皆様・PTAの方々、早朝よりご参観ありがとうございました。お家でも、お子さんと今日のことを話題にして「にっこり笑顔」になってくださいね。
11月14日(木)
朝の時間にはちみつポットさんによる読み聞かせ会が1・6年、若葉学級で行われました。
6年1組では、「天女銭湯」「なまえのないねこ」「とんでもない」を読んでいただきました。6年生にとって久しぶりの読み聞かせで、本の世界をクラスみんなで楽しむことができました。
本に親しむ機会を設けてくださった、はちみつポットのみなさん、ありがとうございました。
次回の読み聞かせ会を楽しみにしています。

いよいよ校内音楽会。
4年生は、これまで歌や楽器の練習に粘り強く取り組んできました。
去年は初めてのリコーダーに挑戦し、楽しく演奏した4年生ですが、今回の合奏の楽譜を見たときは、
「は、速い…。」「指をどう動かしたらいいか分からん…。」
と、動揺する子どもたちが多くいました。
しかし、がんばる4年生は前向きに練習を開始しました。自然と円になり、苦手な友達と一緒に練習する姿も多く見られました。クラスでも学年でも何度も歌や合奏を繰り返し、最後の練習では集中力と自信が感じられる演奏に仕上がりました。

「あー緊張する!!」という声があちらこちらで聞こえますが、一緒に音楽を奏でることの楽しさや心地よさを味わってもらえることと思います。
総合「人にやさしいまち雄郡」の学習で、ゲストティーチャーを2組お招きして出前授業を行いました。
今回来てくださったのは、盲導犬ユーザーの方と、車いすユーザーの方です。それぞれにご自身の生活の様子を紹介していただき、日常生活で工夫していることや、出会ったときに気を付けてほしいことなどを具体的に教えていただきました。

子どもたちの感想の一部を紹介します。
・目が見えなくて真っ暗なのかと思ったら、ぼんやりと小さな穴くらい見えていると聞いて、人によってそれぞれ状態が違うということを知りました。盲導犬と一緒にくるりんや飛行機にも乗れると知って驚きました。犬が盲導犬として働いているときは、話し掛けないことが大事だと分かりました。
・少ししか見えなくても、音を聞いていろいろな料理をしていると聞いて驚きました。家の中にもたくさんの工夫があると分かりました。他にもどんな工夫があるのかもっと詳しく知りたいです。
・車いすだと少しの段差でも通りにくいし、スロープがない場所だと行けないので大変だと思いました。体の不自由な人でも暮らしやすいまちになっていってほしいと思いました。
・ヘルパーさんに全てを任せるわけではなく、自分のしたいことを詳しく伝えて、とても楽しそうにしていると感じました。ヘルパーさんのことをとても信用していることが分かりました。もし道で出会ったら、自分から手伝いたいと思います。
貴重なお話から、多くのことを感じ、たくさんのことを考えた4年生でした。今後も、様々な体験を通して学びを深めていきます。